カーネルスレッドの作成時に、/etc/system ファイルの kmem_stackinfo 変数が有効になっている場合、カーネルスレッドスタックが、0 ではなく、特定のパターンで埋められます。カーネルスレッドの実行時に、このカーネルスレッドスタックのパターンが徐々に上書きされます。パターンが見つからなくなるまで、スタックの最上部から単純にカウントすることで、カーネルスレッドで使用される最大のカーネルスタック空間である高位境界値が得られます。このメカニズムにより、次の機能が可能になります。
システムの現在のカーネルスレッドで実際に使用されたカーネルスレッドスタックの割合 (高位境界値) を計算します。
カーネルスレッドが終了すると、システムは、ほとんどのカーネルスレッドスタックを使用した最後のカーネルスレッドを、終了前に、小さい循環メモリーバッファーに記録します。
符号なし整数
0 (無効)
0 (無効)、1 (有効)
はい
なし
カーネルスレッドスタックの使用状況をモニターする場合。kmem_stackinfo を有効にしていると、カーネルスレッドの作成と削除のパフォーマンスが低下することに注意してください。詳細は、Oracle Solaris モジューラデバッガガイドを参照してください。
このパラメータは、大域ゾーン内に設定する必要があります。
変更の可能性あり