Oracle® Solaris 11.2 カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 12 月
 
 

swapfs_reserve

説明

システム (UID = 0) プロセス用に予約するシステムメモリー容量を指定します。

データ型

符号なし long

デフォルト

4M バイトと物理メモリーの 1/16 のどちらか小さい方

範囲

最小値は、4M バイトまたは物理メモリーの 1/16 のどちらか小さい方であり、getpagesize によって返されるページサイズに基づくページ数で表されます。

最大値は物理メモリーのページ数です。最大値は、物理メモリーの 10% 以内であるべきです。システムは、「検証」のセクションで記述している場合以外は、この範囲を強制しません。

単位

ページ

動的か

いいえ

検証

なし

どのような場合に変更するか

変更は一般には必要ありません。ソフトウェアプロバイダからの推奨があったり、スワップ空間が取得できないためにシステムプロセスが終了してしまう場合だけ変更します。しかし、それより良い解決策は、物理メモリーかスワップデバイスをシステムに追加することです。

コミットレベル

変更の可能性あり