動的 PCIe バスの割り当て 機能では、ルートドメインから PCIe バスを動的に割り当てたり、削除したりできます。
動的 PCIe バスの割り当て 機能は、システムで必要なファームウェアとソフトウェアが実行されている場合に有効になります。動的 PCIe バスの割り当て の要件を参照してください。システムで必要なファームウェアとソフトウェアが実行されていない場合、ldm add-io および ldm remove-io コマンドはすみやかに失敗します。
有効になっている場合は、ルートドメインを停止したり遅延再構成したりしなくても、ldm add-io および ldm remove-io コマンドを実行できます。
動的 PCIe バスの割り当て機能は、ルートドメインで Oracle Solaris 11 OS を実行している SPARC M5 サーバー、SPARC M6 サーバー、SPARC M7 シリーズサーバー、SPARC T7 シリーズサーバー、および Fujitsu M10 サーバーでサポートされています。SPARC M5 サーバーおよび SPARC M6 サーバーは少なくとも 9.4.2 バージョンのシステムファームウェアを実行している必要があり、SPARC T7 シリーズサーバーおよび SPARC M7 シリーズサーバーは少なくとも 9.4.3 を実行している必要があり、Fujitsu M10 サーバーは少なくとも XCP2240 を実行している必要があります。