直接 I/O および SR-IOV 機能をほかのドメインに提供するために、制御ドメインに加えて primary 以外のルートドメインを使用できます。この機能は、SPARC T4 サーバー、SPARC T5 サーバー、SPARC T7 シリーズサーバー、SPARC M5 サーバー、SPARC M6 サーバー、SPARC M7 シリーズサーバー、および Fujitsu M10 サーバーでサポートされています。
ハードウェア要件。
https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&doctype=REFERENCE&id=1325454.1 に記載されている直接 I/O および SR-IOV 機能用の PCIe カードに加えて、ほかの PCIe カードも使用できますが、DIO および SR-IOV 機能用ではありません。使用しているプラットフォームで使用できるカードを調べるには、プラットフォームのドキュメントを参照してください。
ファームウェア要件。
SPARC T4 プラットフォームでは、少なくともバージョン 8.4.0.a のシステムファームウェアが実行されている必要があります。
SPARC T5 サーバー、SPARC M5 サーバー、および SPARC M6 サーバーは、少なくともバージョン 9.1.0.x のシステムファームウェアを実行している必要があります。
SPARC T7 シリーズサーバーおよび SPARC M7 シリーズサーバーは、少なくともバージョン 9.4.3 のシステムファームウェアを実行している必要があります。
Fujitsu M10 サーバーでは、少なくともバージョン XCP2210 のシステムファームウェアが実行されている必要があります。
ソフトウェア要件。
primary 以外のドメインは、少なくとも Oracle Solaris 11.2 OS を実行している必要があります。