Oracle® VM Server for SPARC 3.3 管理ガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

サービスプロセッサでの Oracle VM Server for SPARC の使用

このセクションでは、Logical Domains Manager で Integrated Lights Out Manager (ILOM) サービスプロセッサ (Service Processor、SP) を使用するときに関する情報について説明します。ILOM ソフトウェアの使用法については、使用しているプラットフォーム固有のドキュメント (http://www.oracle.com/technetwork/documentation/sparc-tseries-servers-252697.html) を参照してください。

既存の ILOM コマンドに、config オプションを 1 つ追加できます。

-> set /HOST/bootmode config=config-name

このオプションを使用すると、次回の電源投入時の構成を出荷時構成 (factory-default) などの別の構成に設定できます。

ホストの電源が投入されているか切断されているかにかかわらず、このコマンドを実行できます。次回のホストリセットまたは電源投入時に有効になります。

論理ドメイン構成をリセットするには、このオプションを factory-default に設定します。

-> set /HOST/bootmode config=factory-default

また、ldm add-config コマンドを使用して Logical Domains Manager で作成され、サービスプロセッサ (SP) に保存されているほかの構成を選択することもできます。Logical Domains Manager の ldm add-config コマンドで指定した名前を使用して、ILOM の bootmode コマンドでその構成を選択できます。たとえば、ldm-config1 という名前の構成が保存されているとすると、次のように指定します。

-> set /HOST/bootmode config=ldm-config1

ここで、システムの電源再投入を実行して、新しい構成をロードする必要があります。

ldm add-config コマンドの詳細は、ldm(1M) マニュアルページを参照してください。