Oracle® VM Server for SPARC 3.3 管理ガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

進行中の移行のモニタリング

移行が行われている間、移行元ドメインと移行先ドメインは、ステータスの出力での表示が異なります。ldm list コマンドの出力には、移行中のドメインの状態が表示されます。

    FLAGS フィールドの 6 列目は、次のいずれかの値になります。

  • s 移行元であるドメイン。

  • + 移行先であるドメイン。

  • e ユーザー介入が必要なエラーが発生しました。

次のコマンドは、ldg-src ドメインが移行のソースであることを示しています。

# ldm list ldg-src
NAME       STATE      FLAGS   CONS    VCPU  MEMORY   UTIL  UPTIME
ldg-src    suspended  -n---s          1     1G       0.0%  2h 7m

次のコマンドは、ldg-tgt ドメインが移行のターゲットであることを示しています。

# ldm list ldg-tgt
NAME       STATE      FLAGS   CONS    VCPU  MEMORY   UTIL  UPTIME
ldg-tgt    bound      -----t  5000    1     1G

ステータス出力の詳細形式では、移行についての追加情報が示されます。ソースマシンのステータス出力では、処理が完了した割合と、ターゲットマシンおよび移行先ドメインの名前が表示されます。同様に、ターゲットマシンのステータス出力では、処理が完了した割合と、ソースマシンおよび移行元ドメインの名前が表示されます。

次のコマンドでは、ldg-src ドメインの移行処理の進捗状況が表示されます。

# ldm list -o status ldg-src
NAME
ldg-src
 
STATUS
    OPERATION    PROGRESS    TARGET 
    migration    17%         system2