Oracle® VM Server for SPARC 3.3 管理ガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

Oracle VM Server for SPARC P2V ツールを構成する方法

ldmp2v コマンドは、ldomsmanager パッケージをインストールするとデフォルトでインストールされます。

  1. 管理者になります。

    Oracle Solaris 11.3 については、Securing Users and Processes in Oracle Solaris 11.3 の第 1 章About Using Rights to Control Users and Processesを参照してください。

  2. /etc/ldmp2v.conf ファイルを作成し、次のデフォルトのプロパティを構成します。
    • VDS 仮想ディスクサービスの名前。VDS="primary-vds0" など

    • VSW 仮想スイッチの名前。VSW="primary-vsw0" など

    • VCC 仮想コンソール端末集配信装置の名前。VCC="primary-vcc0" など

    • BACKEND_TYPE zvolfile、または disk のバックエンドの種類

    • BACKEND_SPARSE バックエンドデバイスを空白のボリュームまたはファイルとして作成するか (BACKEND_SPARSE="yes")、空白でないボリュームまたはファイルとして作成するか (BACKEND_SPARSE="no") を決定します

    • BACKEND_PREFIX 仮想ディスクのバックエンドデバイスを作成する位置

      BACKEND_TYPE="zvol" の場合、BACKEND_PREFIX 値を ZFS データセット名として指定します。BACKEND_TYPE="files" の場合、BACKEND_PREFIX 値は、/ からの相対的なディレクトリのパス名として解釈されます。

      たとえば、BACKEND_PREFIX="tank/ldoms" の場合、ZVOL は tank/ldoms/domain-name データセット、ファイルは /tank/ldoms/domain-name サブディレクトリに作成されます。

      BACKEND_PREFIX プロパティは、disk バックエンドには適用されません。

    • BOOT_TIMEOUT Oracle Solaris OS ブート時のタイムアウト (秒)

    詳細は、ダウンロード可能なバンドルに含まれている ldmp2v.conf.sample 構成ファイルを参照してください。