devprop - デバイスのプロパティー値またはデバイスパス情報の表示
/usr/sbin/devprop [-n device-path] [-v] [-{e|b|i|l|s}] [-q] [-c separator] property-name ...
/usr/sbin/devprop -a [-v] [-{e|b|i|l|s}] [-q] [-c separator] property-name ...
「-n device-path」と「–a」は排他的に使用します。どちらも指定されていない場合、「–n /」が想定されます。
プロパティー名が指定されていない場合、devprop -n device-path コマンドは、存在する device-path プロパティーごとに 1 行の property-name=property-value 出力を生成します。
指定したプロパティー名ごとに、「devprop -n device-path」コマンドは、プロパティー値の詳細を示す 1 行の出力を生成します。property-name が device-path ノードで定義されていない場合、出力は空白の行になります。–v オプションが指定されている場合、出力の各行は「property-name=」で始まります。
「devprop -a」コマンドは、指定された単一の property-name をすべて定義するすべてのデバイスパスを検索します。–v オプションを使用しない場合、修飾された device-path ごとに、1 行の「device-path」出力が生成されます (使用されるプロパティー名の数とは無関係)。–v オプションを指定した場合、指定した property-name ごとに 1 行の device-path property-name=property-value 出力が生成されます。
他のコマンド行オプションはすべて、プロパティー値の型に関連し、バリエーションを表示します。ブール型プロパティー値は、存在する場合は true を出力し (–e オプションを指定した場合)、それ以外の場合は false です。byte、int、および int_64 のプロパティー値は、オプション –b、–i、または –l によって型を指定する場合は 16 進数形式で表示され、それ以外の場合は 10 進数形式で表示されます。–e、–b、–i、–l、および –s オプションは相互に排他的です。配列プロパティー値の要素は、ユーザー定義の区切り文字で区切られます。–q オプションを指定した場合、文字列プロパティー値は二重引用符 (") で囲まれます。
次のオプションがサポートされています。
プロパティーを表示するターゲットデバイスノードへのパス。デフォルトパスはルートノードのパスで、-n / を指定するのと同等です。
指定された property-name を定義するデバイスパスを列挙します。
–n オプションの冗長モードを指定します。「property-name=」は、–a オプションのそれぞれのプロパティー値の前に表示されます。「property-name=property-value」はデバイスパスの後に表示されます。
次のオプションは、property-value 型に関連付けられます。
表示されるプロパティーは 16 進バイト列 (DI_PROP_TYPE_BYTES) です。
出力されるプロパティーはブール型 (DI_PROP_TYPE_BOOLEAN) です。property-name が存在する場合は「true」を、それ以外の場合は「false」を出力します。
表示されるプロパティーは 16 進整数 (DI_PROP_TYPE_INT) です。
表示されるプロパティーは 64 ビット整数 (DI_PROP_TYPE_INT64) です。
表示されるプロパティーは文字列 (DI_PROP_TYPE_STRING) です。これがデフォルトのプロパティーです。
次のオプションは、property-value 表示に関連付けられます。
配列プロパティー値の要素間での区切り文字を指定します。空白を指定するには、二重引用符 (" ") を使用します。デフォルトの区切り文字は、文字列型の場合はプラス記号 (+)、prtconf(8) などのその他の場合はピリオド (.) です。
引用符で囲まれた表示モードを指定します (文字列プロパティーが二重引用符 (") で囲まれて表示されます)。
「-n device-path」呼び出しだけが追加オペランドを使用します。
リスト内の property-name ごとに、property-value を表示します。
エラーは発生しませんでした。
エラーが発生しました。
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。
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ユーティリティーの場所は「確実」です。ユーティリティーオプションはすべて「不確実」であり、使用されるプロパティー名とデバイスパスは「流動的」です。一般に、表示される結果は「流動的」であり、システム構成によって大きく異なります。