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マニュアルページ セクション 8: システム管理コマンド

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更新: 2018年8月8日
 
 

sstored (8)

名前

sstored - Oracle Solaris 統計ストアのリポジトリデーモン

形式

/usr/lib/sstore/bin/sstored

説明

sstored は、Oracle Solaris 統計ストアのリポジトリデーモンです。sstored は、システムの起動中に自動的に呼び出され、障害が発生した場合に再起動されます。

libsstore(3LIB) およびコマンド行ツール sstore(1)sstoreadm(1) によって、sstored と対話できます。

すべてのログメッセージが svc:/system/sstoreSMF ログに取得されます。完全なログファイルを表示するには、次のコマンドを使用します。

$ svcs -Lv svc:/system/sstore

オプション

sstoredsvc:/system/sstore:default のシステムインスタンスの構成は、次の SMF プロパティーとして使用可能です。

config/repo-path

sstored デーモンが統計データを保存するパス。repo-path が設定されていない場合、/var/share/sstore のデフォルトの場所が使用されます。

config/door-path

sstored サーバーが待機している door ファイルへのパス。このプロパティーが設定されていない場合、sstored はデフォルトの door パスを使用します。

config/max-repo-size

sstore リポジトリの最大サイズ (MB 単位)。sstored は、この制限下に維持するために統計を取り除きます。

config/debug

統計ストアのデバッグレベルを設定するオプション。今後、より精度の高いデバッグが使用可能になりますが、現在は all が唯一のオプションです。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
service/system/sstore
安定性
非公開

関連項目

sstore(1)libsstore(3LIB)attributes(7)sstore(7)sstoreadm(1)svcadm(8)

サービスの有効化、無効化、再起動などの管理アクションを sstored サービスで実行するには、svcadm コマンドを使用します。

sstored サービスは、サービス識別子 svc:/system/sstore 下のサービス管理機能によって管理されます。