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マニュアルページ セクション 8: システム管理コマンド

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更新: 2018年8月8日
 
 

modunload(8)

名前

modunload - モジュールのアンロード

形式

modunload -i module [-e exec_file]

説明

modunload は、稼動中のシステムからロード可能モジュールをアンロードします。modulemodinfo(8) によって表示されるモジュールの ID です。ID として 0 を指定した場合、自動ローディングされたモジュールのうちアンロード可能なものがすべてアンロードされます。modload(8) を使ってロードしたモジュールは対象とはなりません。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

–i module

アンロードすべきモジュールを指定します。「モジュール」が数字で始まっている場合、10 進数のモジュール ID として解釈されますが、それ以外の場合はモジュール名として解釈されます。

–e exec_file

モジュールをアンロードする前に実行すべきシェルスクリプトまたは実行可能イメージの名前を指定します。第 1 引数はモジュール ID (10 進数) です。他の 2 つの引数は、モジュールの種類により異なります。ロード可能ドライバの場合は、ブロックメジャー番号が第 2 引数です。ロード可能システムコールの場合は、システムコール番号が第 2 引数です。ロード可能 exec クラスの場合は、execsw テーブルへのインデックスが第 2 引数です。ロード可能ファイルシステムの場合は、vfssw テーブルへのインデックスが第 2 引数です。ロード可能ストリームモジュールの場合は、fmodsw テーブルへのインデックスが第 2 引数です。ロード可能スケジューリングクラスの場合は、クラス配列へのインデックスが第 2 引数です。該当しない引数の値としては、-1 が渡されます。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os

関連項目

attributes(7), modinfo(8), modload(8), update_drv(8)

modunload コマンドは、関連するドライバ構成ファイルをシステムに再度読み込ませるためにドライバモジュールでよく使用されます。これは現在の Solaris リリースで機能しますが、構成ファイルを再度読み込むために勧められている方法ではなく、将来のリリースで機能する保証はありません。ドライバ構成ファイルの再読み取りには、update_drv(8) コマンドを使用することをお勧めします。