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マニュアルページ セクション 8: システム管理コマンド

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更新: 2018年8月8日
 
 

snmp-notify(8)

名前

snmp-notify - ソフトウェアイベントの SNMP 通知デーモン

形式

/usr/lib/fm/notify/snmp-notify

説明

snmp-notify は、ソフトウェアイベントや FMA 診断および修復イベントに登録するデーモンで、SMF サービス構成リポジトリに格納されている一連の通知設定に基づいて SNMP トラップ通知を生成します。

SNMP 通知設定は、svccfg(8) を使用して設定されます。

snmp-notify は、サービス FMRI の下でサービス管理機能 smf(7) によって管理されます。

svc:/system/fm/snmp-notify:default

再起動の有効化、無効化、要求などのこのサービスでの管理アクションは、svcadm(8) を使用して実行できます。サービスステータスを照会するには、svcs(1) コマンドを使用します。

プロパティー

次のサービスプロパティーを設定できます。

config/rootdir

これは astring プロパティーで、デフォルトは / です。設定されている場合は、指定されたルートディレクトリが、snmp-notify によって評価されるすべてのパス名に使用されます。

使用例 1 通知設定の構成

次のコマンドは、SMF サービス状態遷移イベントの通知パラメータを構成します。

# svccfg setnotify -g from-online,to-maintenance snmp:active
使用例 2 SNMP 通知の有効化

次のコマンドは、障害管理診断イベントの通知を有効にします。

# svccfg setnotify problem-diagnosed snmp:active
使用例 3 通知設定の一覧表示

次のコマンドは、障害管理診断イベントのすべての通知設定を一覧表示します。

# svccfg listnotify fma-diagnosis

SNMP 通知設定の構成の詳細については、svccfg(8) を参照してください。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/fault-management/snmp-notify
インタフェースの安定性
変更の可能性あり

関連項目

svcs(1)attributes(7)smf(7)svcadm(8)svccfg(8)syslogd(8)