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マニュアルページ セクション 8: システム管理コマンド

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更新: 2018年8月8日
 
 

unshare_nfs(8)

名前

unshare_nfs - ローカルの NFS ファイルシステムをリモートシステムからマウント不可能にする

形式

unshare [-F nfs] pathname

説明

unshare コマンドは、ローカルファイルシステムをリモートシステムからマウントできないようにします。共有ファイルシステムは、/etc/dfs/sharetab ファイル内の FSType として NFS が指定された行に対応している必要があります。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

–F

NFS が /etc/dfs/fstypes ファイル内に示されている最初のファイルシステムタイプである場合は、このオプションを省略できます。

ファイル

/etc/dfs/fstypes

/etc/dfs/sharetab

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/file-system/nfs

関連項目

attributes(7), nfsd(8), share(8)

共有解除されるファイルシステムが有効なパス名へのシンボリックリンクである場合、正規パス (そのシンボリックリンクがたどるパス) が共有解除されます。

たとえば、/export/foo/export/bar へのシンボリックリンク (/export/foo -> /export/bar) である場合、次の unshare コマンドによって /export/bar が共有解除されるパス名となります (/export/foo はそうなりません)。


example#  unshare -F nfs /export/foo

NFS Version 4 クライアントからアクセスされるファイルシステムの場合、unshare が実行されると、NFS Version 4 状態 (開いているファイルやファイルのロック) がすべて解除され、クライアントから回復不能になります。何らかの管理操作後にファイルシステムを共有する予定の場合は、最初に NFS デーモン (nfsd) を停止してから、ファイルシステムを共有解除します。管理アクションが完了すると、ファイルシステムは共有になり、NFS デーモンが再起動します。nfsd(8) を参照してください。