pkgdiff - パッケージマニフェストの比較
/usr/bin/pkgdiff [-i attribute]... [-o attribute] [-t action_name[,action_name]...]... [-v name=value]... (file1 | -) (file2 | -)
pkgdiff は 2 つのパッケージマニフェストを比較し、違いを報告します。いずれかのマニフェストを stdin から読み取るには、ファイル名の代わりに - を指定します。pkgdiff は、比較の前に、各マニフェストとアクションを一貫した順序にソートします。
出力の形式は次のとおりです。
このアクションは file2 に含まれていますが、file1 には含まれていません。
このアクションは file1 に含まれていますが、file2 には含まれていません。
actionname keyvalue [variant values, if any]
この attribute,value は file1 に含まれていますが、file2 には含まれていません。
この attribute,value は file2 に含まれていますが、file1 には含まれていません。
バリアントは異なるが、タイプとキー属性値が同じアクションは、比較の目的では別のアクションとして扱われます。そのため、属性を変更したアクションは属性変更としてではなく、完全な形式で表示されます。
サポートしているオプションは、次のとおりです。
使用方法に関するメッセージを表示します。
比較中に attribute が存在した場合は、無視します。–i hash により、ファイルのハッシュ値を無視できます。このオプションを –o オプションとともに使用することはできません。このオプションは複数回指定できます。
attribute の違いのみを報告します。このオプションを –i オプションとともに使用することはできません。このオプションは、アクション時に attribute に影響を与えないアクション変更をすべて省略します。
指定されたアクションのみを比較します。複数のアクションをコンマ区切りリストで指定できます。action_name の値は、pkg(7) マニュアルページの「アクション」に一覧表示されているアクションのいずれかです。たとえば、action_name には次の値を指定できます。file、dir、driver、depend、set。このオプションは複数回指定できます。
このバリアント値の違いのみを計算します。たとえば、arch=sparc の違いのみを計算します。このバリアントタグは、比較前にすべてのアクションについて削除されます。バリアントあたり 1 つの値のみを指定できます。このオプションは、異なるバリアントに対して複数回指定できます。
次の終了ステータスが返されます。
違いは見つかりませんでした。
違いが見つかりました。
無効なコマンド行オプションが指定された。
エラーが発生しました。
予期しない例外が発生しました。
次の属性については、attributes(7) を参照してください。
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https://github.com/oracle/solaris-ips