sum - ファイルのチェックサムおよびブロックカウントの出力
/usr/bin/sum [-r] [file...]
sum は、各ファイル引数のチェックサムを一覧表示します。ファイル引数が指定されていない場合は、標準入力から読み取られます。
次のオプションがサポートされています。
チェックサムの計算には、代替 (マシン依存型) アルゴリズムを使用します。
次のオペランドがサポートされています。
ファイルのパス名。ファイルの指定がない場合は、標準入力を使用します。
sum の実行に影響を与える次の環境変数についての詳細は、environ(7) を参照してください。LC_CTYPE、LC_MESSAGES、および NLSPATH。
次の終了値が返されます。
正常終了。
エラーが発生しました。
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。
|
cksum(1), getconf(1), wc(1), libmd(3LIB), attributes(7), environ(7)
大部分のデバイスでは、読み取りエラーとファイルの終わりとを区別できません。ブロック数をチェックしてください。
移植性の必要なアプリケーションには cksum(1) を使用してください。このコマンドのデフォルトアルゴリズムは POSIX 標準に定義されていて、プロットフォーム間で同一です。
Solaris の以前のリリースには、ここで説明されている sum コマンドとは異なるチェックサムを返す usr/ucb/sum がありました。これは、使用するブロックサイズとアルゴリズムが異なっていたためです。sum コマンドが 512 バイトのブロックサイズを使用するのに対し、/usr/ucb/sum は 1024 バイトのブロックサイズを使用していました。