radadrgen - コードジェネレータ
radadrgen [-h] [-d DIRECTORY] [-k] -l {c,java,python} -s {client,server} [-v] adr
radadrgen コマンドは、ADR IDL 処理ツールです。これは、RAD クライアントまたはサーバー実装のための言語バインディングを生成するために使用できます。
すべての呼び出しで、指定されたドキュメントが ADR スキーマに対して妥当かどうかが検証されます。
サポートしているオプションは、次のとおりです。
ヘルプメッセージを表示して終了します。
出力ディレクトリを指定します。指定されない場合、現在のディレクトリが使用されます。
既存の出力を上書きしません。このフラグが指定されない場合、radadrgen は既存の出力ファイルを上書きします。
バインディングを生成する対象の言語を指定します。サポートされる言語のリスト (クライアントサイドとサーバーサイドの両方) がヘルプメッセージで提供されます。
サーバーサイド (スケルトン) 実装またはクライアントサイド (スタブ) のどちらに対してバインディングを生成するかを指定します。
書き込まれたファイル名を報告します。
次のオペランドをコマンド行で指定する必要があります。
タイプおよびインタフェースの定義を生成する必要がある API 指定へのパス。
次のコマンドは、adr ファイル myapi.adr のサーバーサイド実装を生成し、ディレクトリ server/c に格納します。
$ radadrgen -s server -l c -d server/c myapi.adr
成功時は、出力ディレクトリに myapi_impl.c ファイル、ヘッダーファイル、およびマップファイルが含まれています。
使用例 2 Python クライアントバインディングの生成次のコマンドは、adr ファイル myapi.adr の Python クライアントサイドバインディングを生成し、ディレクトリ client/python に格納します。
$ radadrgen -s client -l python -d client/python myapi.adr
成功時は、出力ディレクトリ構造の com/oracle/solaris/rad/ の下に、Python クライアントモジュール myapi.py が含まれています。
使用例 3 Java クライアントバインディングの生成次のコマンドは、adr ファイル myapi.adr の Java クライアントサイドバインディングを生成し、ディレクトリ client/java に格納します。
$ radadrgen -s client -l java -d client/java myapi.adr
成功時は、出力ディレクトリ構造の com/oracle/solaris/rad/myapi の下に、API で定義されたインタフェースに対応する .java ファイルのセットが含まれています。
コアの ADR RelaxNG スキーマ定義。
ドキュメント要素のための ADR RelaxNG スキーマ定義。
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。
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