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マニュアルページ セクション 1: ユーザーコマンド

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更新: 2018年8月8日
 
 

ypwhich(1)

名前

ypwhich - NIS サーバーまたはマップマスターの名前の表示

形式

ypwhich [-d domain] [ [-t] -m [mname] | [-Vn] hostname]
ypwhich -x

説明

ypwhich は、NIS クライアントに NIS ネームサービスを提供している NIS サーバーの名前、またはマップのマスターである NIS サーバーの名前を返します。引数なしで呼び出した場合、このコマンドはローカルマシンの NIS サーバーを表示します。hostname を指定すると、そのマシンの照会が行われ、マシンで使用されている NIS マスターが表示されます。

NIS ネームサービスの概要については、ypfiles(5) を参照してください。

オプション

–d domain

デフォルトドメインの代わりに domain を使用します。

–t

マップのニックネームの使用を禁じます。

–m mname

マップのマスター NIS サーバーを見つけます。–m を使用してホスト名を指定することはできません。mname には、マップ名、またはマップのニックネームを指定できます。mname を省略すると、使用可能なマップの一覧が生成されます。

–x

マップのニックネームの対応テーブルを表示します。

-Vn

ypbind のバージョン。デフォルトは V3 です。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/network/nis

関連項目

ypfiles(5), attributes(7)