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マニュアルページ セクション 1: ユーザーコマンド

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更新: 2018年8月8日
 
 

roffbib(1)

名前

roffbib - 参考文献データベースの書式設定および出力

形式

roffbib [-e] [-h] [-m filename] [-np] [-olist] [-Q] [-raN] 
     [-sN] [-Tterm] [-V] [-x] [filename] ...

説明

roffbib は、参考文献データベース内のレコードを、脚注や文末脚注としてではなく、参考文献形式として出力します。通常、これは sortbib(1) と組み合わせて使用します。

example% sortbib database | roffbib

オプション

roffbib は、nroff(1) が理解する、– i および –q 以外のオプションをすべて受け入れます。

–e

端末の解像度に従い、語と語の間のスペースを均等にして左右両端をそろえた形式でテキストを出力します。

–h

横方向に空白を出力する際、出力タブを使用して出力の速度を上げ、出力文字数を減らすことができます。タブ文字の位置は、文字 8 個分の幅ごとに設定されています。

–m filename

入力ファイルの前に、マクロファイル /usr/share/lib/tmac/tmac.name を付加します。–m とマクロファイル名の間に空白文字を入れます。このマクロセットは、/usr/share/lib/tmac/tmac.bib 内で定義されているものを置き換えます。

–np

出力される先頭ページのページ番号を p に設定します。

–olist

コンマ区切りの番号と範囲の list に表示されるページ番号のみを出力します。N-M はページ番号 N から M までを表し、先頭項目として指定する N は先頭からページ N までを表し、最終項目として指定する N- はページ N から末尾までを表します。

–Q

写真植字機の出力を待ち行列に入れます。ページオフセットは 1 インチに設定されます。

–raN

レジスタを a (1 文字) から N に設定します。コマンド行引数 – rN1 には、参照に 1 から始まる番号を付けます。

4 つのコマンド行レジスタが、ms の数値レジスタと同様に、参考文献のフォーマット形式を制御します。フラグ –rV2 は参考文献に 2 つのスペース文字を付ける一方で、–rV1 は参照に 2 つのスペース文字を付け、注釈の段落には 1 つのスペース文字を付けます。行の長さは、–rL6i 引数を付けることでデフォルトの 6.5 インチから 6 インチに変更でき、ページオフセットは、–rO1i (ゼロではなく大文字の O) を指定することでデフォルトの 0 から 1 インチに変更できます。

–sN

用紙のローディングや取り替えのために、N ページごとに停止します (デフォルトの N =1)。再開するには、NEWLINE または RETURN. を入力します。

–Tterm

端末タイプとして term を指定します。

–V

出力を Versatec に送信します。ページオフセットは 1 インチに設定されます。

–x

%X フィールドキーに続いて抄録またはコメントを入力する場合、roffbib はそれらを注釈付き参考文献用の段落にフォーマットします。複数の注釈段落が必要な場合は、複数の %X フィールドを指定できます。

ファイル

/usr/share/lib/tmac/tmac.bib

nroff/troff により使用されるマクロのファイル

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
text/doctools

関連項目

addbib(1), nroff(1), sortbib(1), attributes(7)

バグ

ユーザーは、マクロを書き換えて、カスタマイズされたフォーマットを作成する必要があります。