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マニュアルページ セクション 1: ユーザーコマンド

印刷ビューの終了

更新: 2018年8月8日
 
 

tty(1)

名前

tty - ユーザーの端末名の応答

形式

/usr/bin/tty [-l] [-s]

説明

tty ユーティリティーは、標準入力としてオープンしている端末名を標準出力に書き込みます。使用される名前は ttyname(3C) 関数によって返される文字列と同じです。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

–l

ユーザー端末がアクティブな状態の同期回線につながっている場合は、ユーザー端末に接続されている同期回線番号を出力します。

–s

端末パス名は出力しませんが、終了ステータスをテストできるようにします。

環境変数

tty の実行に影響を与える次の環境変数の詳細については、environ(7) を参照してください。 LANG、LC_ALL、LC_CTYPE、LC_MESSAGES、および NLSPATH。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

標準入力は端末である。

1

標準入力は端末ではない。

>1

エラーが発生しました。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os
CSI
有効
インタフェースの安定性
確実
標準

関連項目

isatty(3C), ttyname(3C), attributes(7), environ(7), standards(7)

診断

not on an active synchronous line

標準入力は同期端末ではなく、 –l が指定されています。

not a tty

標準入力は端末ではなく、 –s は指定されていません。

–s オプションは終了ステータスが必要な場合のみ 有効です。有効なパス名を表示することはできません。移植性の必要なアプリケーションには test –t を使用してください。