マニュアルページ セクション 1: ユーザーコマンド

userattr(1)

名前

userattr - ユーザーまたは役割に付与された属性値の出力

形式

userattr [-v] attribute_name [user]

説明

userattr コマンドは、属性 attribute_name で最初に見つかった値を標準出力に出力します。ユーザーが指定されていない場合、ユーザーはプロセスの実際のユーザー ID から取得されます。属性名は、user_attr(5) および prof_attr(5) で定義されている中で見つかるものになります。ユーザーにプロファイルが割り当てられている場合は、profiles(1) コマンドを使用します。ユーザーに承認が割り当てられている場合は、auths(1) コマンドを使用します。検索の順序は、ユーザーの user_attr エントリのあとにユーザーのプロファイルが続きます。

属性 attribute_name がユーザーに割り当てられていない場合にエラーが発生すると、userattr は 0 以外の終了コードを返します。それ以外の場合、userattr は 0 の終了コードを返します。

–v オプションを使用すると、属性が見つかった場所が追加で出力されます。

例

example% userattr lock_after_retries root
no

ファイル

/etc/user_attr

/etc/security/policy.conf

/etc/security/prof_attr

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

正常終了。

1

エラーが発生しました。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

終了コードは「確実」です。–v オプションの出力は「非インタフェース」です。

関連項目

auths(1), profiles(1), policy.conf(5), prof_attr(5), user_attr(5), attributes(7)