Oracle^® Solaris ゾーンの作成と使用

ゾーン構成内のプロパティーをクリアーする方法

グローバルプロパティーまたはリソースタイププロパティーを、そのデフォルト値または値なしにリセットするには、この手順を実行します。

1. ゾーン管理者になります。

   詳細については、root 以外のユーザーへのゾーンを管理する権利の割り当てを参照してください。

2. 変更するゾーンを選択します。

   global$ pfbash zonecfg -z zonename

3. リソースプロパティーをクリアーするには、そのリソーススコープを選択します。

   zonecfg:zonename> select resource

4. 変更するプロパティーをクリアーします。
   • プロパティーをそのデフォルト値にリセットするには、clear サブコマンドを使用します。

     zonecfg:zonename:resource> clear property

   • プロパティーを値なしに変更するには、set サブコマンドを使用します。

     zonecfg:zonename:resource> set property=""

5. リソーススコープ内にいる場合は、スコープから抜けます。

   zonecfg:zonename:resource> exit

6. 変更を確定して終了します。

   zonecfg:zonename> commit
   zonecfg:zonename> exit

   確定された変更は、ゾーンの次回ブート時に有効になります。