Oracle^® Solaris ゾーンの作成と使用

ゾーンの委任リスタータの管理

このセクションでは、ゾーンの委任リスタータを管理する手順について説明します。ゾーンの委任リスタータについては、ゾーンの委任リスタータ、および svc.zones(8) のマニュアルページを参照してください。すべてのリスタータに共通した情報については、smf_restarter(7) のマニュアルページを参照してください。

• svc:/system/zones:default が非大域ゾーン用のリスタータであるかどうかを表示するには、svcs -R コマンドを使用します。

  global$ svcs -R svc:/system/zones:default
      STATE          STIME    FMRI
      online         12:11:12 svc:/system/zones/zone:zonename

• ゾーンの委任リスタータのプロパティーを設定するには、次のコマンドを使用します。

  global$ pfbash svccfg -s svc:/system/zones:default setprop config/property=value
  global$ svcadm refresh svc:/system/zones:default

  ゾーンの委任リスタータのプロパティーは次のとおりです。

  config/concurrent-boot-shutdown

  ゾーンで同時に実行されるブートまたはシャットダウンの最大数。

  config/concurrent-suspend-resume

  ゾーンで同時に実行される中断操作または再開操作の最大数。

  ゾーンの委任リスタータのプロパティーに関する詳細は、svc.zones(8) のマニュアルページを参照してください。