Oracle^® Solaris ゾーンの作成と使用

大域ゾーンの CPU シェアを設定する方法

大域ゾーンの CPU シェアを永続的に設定するには、この手順を実行します。

1. ゾーン管理者になります。

   詳細については、root 以外のユーザーへのゾーンを管理する権利の割り当てを参照してください。

2. resource-mgmt サービスが有効になっていることを確認します。

   $ svcs svc:/system/resource-mgmt:default
   STATE          STIME    FMRI
   disabled       Jan_08   svc:/system/resource-mgmt:default

   このサービスがオンラインでない場合は、有効にしてから再度確認します。

   $ pfbash svcadm enable resource-mgmt:default
   $ svcs svc:/system/resource-mgmt:default
   STATE          STIME    FMRI
   online         Jan_12   svc:/system/resource-mgmt:default

3. global ゾーンを指定して zonecfg ユーティリティーを起動します。

   global$ zonecfg -z global

4. 大域ゾーンの CPU シェア数を設定します。

   zonecfg:global> set cpu-shares=N

5. 変更を確定して終了します。

   zonecfg:zonename> commit
   zonecfg:zonename> exit

   確定された変更は、ゾーンの次回ブート時に有効になります。