Oracle^® Solaris ゾーンの作成と使用

例: ゾーン構成内のリソースを変更する方法

この手順では、zonecfg コマンドを使用して rctl リソースを設定する方法を示します。

1. ゾーン管理者になります。

   詳細については、root 以外のユーザーへのゾーンを管理する権利の割り当てを参照してください。

2. 変更するゾーンを選択します。

   global$ pfbash zonecfg -z zonename

3. 変更するリソースを選択します。

   zonecfg:zonename> select rctl name=zone.cpu-shares

4. リソースの現在の値を削除します。

   zonecfg:zonename:rctl> remove value (priv=privileged,limit=20,action=none)

5. リソースの新しい値を追加します。

   zonecfg:zonename:rctl> add value (priv=privileged,limit=30,action=none)

6. 改定された rctl の指定を終了します。

   zonecfg:zonename:rctl> end

7. 変更を確定して終了します。

   zonecfg:zonename> commit
   zonecfg:zonename> exit

   確定された変更は、ゾーンの次回ブート時に有効になります。