システムイメージのアーカイブを作成する方法

言語:

solaris ゾーンに変換する大域ゾーンのファイルシステムをアーカイブするには、この手順を実行します。

ゾーン管理者になります。
詳細については、root 以外のユーザーへのゾーンを管理する権利の割り当てを参照してください。
ソースシステムに、カーネルゾーンを含む非大域ゾーンがインストールされていないことを確認します。
非大域ゾーンを含む回復用のアーカイブは、solaris ゾーンへのインストールに失敗することがあります。
```
global$ zoneadm list -cv
  ID NAME             STATUS      PATH                         BRAND      IP
   0 global           running     /                            solaris    shared
```
システムに非大域ゾーンまたはカーネルゾーンがある場合は、システムから非大域ゾーンを削除する方法の手順に従って、それらを削除します。
ネットワークストレージ上に大域ゾーンの回復用のアーカイブを作成します。
作成する回復用のアーカイブの完全修飾パスを指定して、ファイル名を .uar 拡張子で終わらせます。
```
source$ pfbash archiveadm create -r -z global recovery-archive.uar
```

関連項目

archiveadm コマンドで生成した統合アーカイブには、変換済みゾーンの開始ポイントとして機能するゾーン構成が含まれます。ターゲットシステムに最適になるようにゾーンを構成するために、追加の構成が必要になることがあります。

詳細については、Oracle Solaris 12 でのシステム復旧とクローンおよび archiveadm(8) のマニュアルページを参照してください。

トラブルシューティング

ヒント - 一部の配備では、オペレーティングシステムおよびアプリケーションのデータが個別の ZFS プールに分別されます。この場合、統合アーカイブ以外のバックアップと回復用のシステムが、アプリケーションのデータの保護に使用されます。ルートのみのアーカイブを作成する必要がある場合があります。ルートのみのアーカイブには、ルートプール (一般に rpool) のみが含まれます。アクションは、ルートプールでない各 ZFS プールに –-exclude-dataset を使用する場合と同じです。

source$ pfbash archiveadm create -z global --recovery --root-only /archives/server1.uar

次のステップ

ターゲットシステムで変換済みゾーンを構成する方法に進みます。