solaris ブランドのインストーラは、次に示すゾーンのインストール方法をサポートしています。
solaris パブリッシャーの起点は、大域ゾーン内にインストールされているものと同じソフトウェアを最低限含んでいる必要があります。リポジトリには古いソフトウェアまたは新しいソフトウェアを含めることもできますが、大域ゾーンにインストールされているものと同じソフトウェアを含む必要があります。
Oracle Solaris リリースが稼働しているインストール済みシステムまたは solaris 非大域ゾーンの統合アーカイブファイルイメージ。
ゾーンブート環境 (ZBE) (zoneadm install -z zbe コマンドを使用)。システムは、必要に応じてパッケージ更新を実行します。
solaris ゾーンでは、次のインストーラオプションがサポートされています。詳細は、zones(7) および zoneadm(8) のマニュアルページを参照してください。例のコマンド行については、構成済みのゾーンをインストールする方法を参照してください。
非大域ゾーンまたは非大域ゾーンの統合アーカイブのパスまたは file、http、https URI。
–a archive オプションを使用すると、必要に応じてパッケージの更新が行われます。必要な場合は、zoneadm attach サブコマンドを使用して、ゾーンをその元のホストに再接続できます。
構成時に適用する、プロファイルまたはプロファイルのディレクトリを指定します。
プロファイルまたはプロファイルのディレクトリを指定しないと、システムの構成に対話式システム構成ツールが使用されます。
プロファイルを指定すると、構成手順が非対話的に実行されます。プロファイルは、.xml ファイル拡張子を持つ必要があります。
ディレクトリを指定した場合は、そのディレクトリ内のすべてのプロファイルが有効で、正しい形式の構成プロファイルである必要があります。ディレクトリに enterprise、site、node、または sysconfig という名前のサブディレクトリが含まれている場合、そのサブディレクトリ内のプロファイルは指定されたレイヤーで適用されます。
インストール済みシステムまたは非大域ゾーンのルートディレクトリのパス。必要に応じて、パッケージの更新が行われます。path にハイフン (-) を指定すると、zonepath にシステムイメージがすでに配置されているとみなされます。–d オプションと –a オプションは両立しません。
AI マニフェストは、ゾーンのインストール方法を定義する XML ファイルです。ファイルの引数は絶対パスで指定する必要があります。
ゾーンのインストール後にシステム ID を保持します。–p オプションと –u オプションは両立しません。
サイレントインストールします。–s オプションと –v オプションは両立しません。
必要に応じて、すべてのパッケージを最新のバージョンに更新して、大域ゾーンにインストールされているパッケージとの互換性を持たせます。
インストール後にゾーンを構成解除し、ゾーンブート時に新しい構成を求めるプロンプトを表示します。–p オプションと –u オプションは両立しません。
インストールプロセスの詳細情報を出力します。–s オプションと –v オプションは両立しません。
force-zpool-import – –x オプションとともに使用すると、使用中と見られる zpool が強制的にインポートされます。
ストレージオブジェクトに既存のパーティション、zpool、または UFS ファイルシステムが含まれる場合は、install が失敗し、エラーメッセージが表示されます。zoneadm install に対して –x オプションを使用すると、インストールが続行され、既存のデータが上書きされます。このオプションは、zpool create –f コマンドに似ています。
force-zpool-create-all – –x オプションとともに使用すると、すべての zpool リソースが強制的に作成されます。
force-zpool-create=zpoolname – このオプションを特定の zpool または zpool のセットに制限する場合に使用します。使用方法については、zoneadm(8) のマニュアルページを参照してください。