Oracle^® Solaris ゾーンの作成と使用

ライブゾーン構成の永続的な構成変更を行う方法

ゾーンのリブート後でも維持されるライブゾーン構成の変更を行うには、この手順を実行します。

始める前に

次のドキュメントを確認してください。

• zonecfg ユーティリティー編集モード

• ライブゾーン構成の永続的な変更

• Oracle Solaris Zones Configuration Resources の 付録 A, Resource Types and Global Properties That Support Live Zone Reconfiguration,

1. 管理者になります。

   詳細は、ゾーン管理者向けの権利プロファイルの概要を参照してください。

2. デフォルトモードでゾーンを変更します。

   global$ pfbash zonecfg -z zonename "zonecfg-commands"

   1 つ以上の zonecfg サブコマンドを指定します。

   形式については、使用例 18, ライブ構成の永続的な変更および zonecfg(8) のマニュアルページを参照してください。

3. ライブ構成に変更を適用します。

   global$ pfbash zoneadm -z zonename apply

この例では、zonecfg コマンドを指定して、cpu-shares リソースを設定し、pool リソース設定をクリアーして、実行中のゾーン zone1 に anet リソースを追加し、変更を永続的ゾーン構成に適用しています。

global$ pfbash zonecfg -z zone1 "set cpu-shares=4;clear pool;add anet;"
global$ zoneadm -z zone1 apply
    zone1: Checking: set property cpu-shares=4
    zone1: Checking: clear property pool
    zone1: Checking: add anet linkname=myanet0
    zone1: Applying changes