稼働中でないゾーンをアンインストールするには、この手順を実行します。uninstall 操作は、稼働中のゾーンに対しては無効です。
注意 -
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詳細については、root 以外のユーザーへのゾーンを管理する権利の割り当てを参照してください。
次に出力例を示します。
global$ zoneadm list -cv ID NAME STATUS PATH BRAND IP 0 global running / solaris shared - zonename installed /system/zones/zonename solaris excl
必要に応じて –F オプションを含めると、アクションをすぐに強制的に実行できます。–F オプションが指定されていない場合、システムにより確認を求めるメッセージが表示されます。
global$ zoneadm -z zonename uninstall
次に出力例を示します。
global$ zoneadm -z zonename list -cv ID NAME STATUS PATH BRAND IP - zonename configured /system/zones/zonename solaris excl
トラブルシューティング
ゾーンのアンインストールが中断した場合、ゾーンは incomplete 状態のままになります。zoneadm uninstall コマンドを使用して、ゾーンを configured 状態にリセットしてください。
zonepath が削除されない場合、そのゾーンが別のブート環境内にインストールされていることを示している可能性があります。特定の zonepath を保持するインストール済みゾーンを持つブート環境が存在するとき、zonepath やその zonepath データセット内に存在するさまざまなデータセットは削除されません。ブート環境の詳細は、beadm(8) のマニュアルページを参照してください。