Oracle^® Solaris ゾーンの作成と使用

ゾーンの特権を変更する方法

非大域ゾーンの特権を変更するには、この手順を実行します。ゾーンに対して指定できるデフォルトの Oracle Solaris 特権およびオプションの特権は、非大域ゾーン内の特権に示されています。

1. ゾーン管理者になります。

   詳細については、root 以外のユーザーへのゾーンを管理する権利の割り当てを参照してください。

2. 変更するゾーンを選択します。

   global$ zonecfg -z zonename

3. 特権セットを改訂します。

   このエントリ例は、非大域ゾーン内からファイルに immutable、nounlink、または appendonly ファイル属性を設定する機能を追加します。

   zonecfg:zonename> set limitpriv="default,file_flag_set"

4. 変更を確定して終了します。

   zonecfg:zonename> commit
   zonecfg:zonename> exit

   確定された変更は、ゾーンの次回ブート時に有効になります。