ローカルファイルシステムから共有ストレージに solaris ゾーンを移動するには、この手順を実行します。zoneadm move コマンドは、ゾーンで使用する新しい ZFS ストレージプールを作成するか、または既存のストレージプールをインポートするオプションを提供します。
詳細については、root 以外のユーザーへのゾーンを管理する権利の割り当てを参照してください。
global# pfbash zoneadm list -cv ID NAME STATUS PATH BRAND IP 0 global running / solaris shared - zonename installed /system/zones/zonename solaris excl
ゾーンが停止したら、ゾーンが installed 状態になったことを確認します。
global$ zoneadm -z zonename halt global# zoneadm list -cv
global$ zoneadm -z zonename move -p URI [-p URI] [-x extended-option ...]
ストレージ URI を指定します。指定する追加の URI ごとに個別の –p オプションを使用します。ストレージ URI の詳細については、suri(7) のマニュアルページを参照してください。
ゾーンで使用する ZFS ストレージプールを作成するかインポートするかをオプションで指定します。–x オプションは、操作ごとに 1 つの引数のみを受け付けます。
既存の ZFS ストレージプールをインポートします。
ユーザー指定の名前 rpool で新しい ZFS ストレージプールを作成することを指定します。
指定の size の新しいストレージ URI オブジェクトを作成することを指定します。値に 1M、1G、および 1T などの形式指定子を含まないかぎり、デフォルトで size の値はバイト単位になります。
再構成したゾーンは installed 状態のままになります。