次のゾーン状態のリストは、各ゾーン状態がパッケージの操作に与える影響を示しています。
パッケージツールを実行できます。ソフトウェアはまだインストールされていません。
ゾーン上で zoneadm コマンドが動作している場合は、パッケージツールを使用しないでください。
ゾーン上で zoneadm プロセスが動作していない場合は、パッケージ操作を実行しても安全ですが、このゾーン内のソフトウェアは変更されず、ゾーン内のソフトウェアは依存性の解決に影響を与えません。
パッケージツールを実行できます。
zoneadm -z zonename install コマンドが完了した直後にも、ゾーンは installed 状態に移行されます。
パッケージツールを実行できます。
パッケージツールを実行できます。
ゾーン内のソフトウェアイメージにアクセスできません。ソフトウェアイメージは変更されず、依存性の解決にも影響を与えません。
非大域ゾーンのストレージにアクセスできない場合、または非大域ゾーンのイメージが大域ゾーンのイメージと同期していない場合、そのゾーンは unavailable 状態に移行します。この状態移行は、非大域ゾーンによって大域ゾーンのパッケージ操作がブロックされることを防止します。
unavailable 状態の原因となった問題を修正したあとで、更新を可能にする solaris ブランドのいずれかの attach オプションを使用してゾーンを接続する必要がある場合があります。たとえば、大域ゾーンと使用不可の状態になっている非大域ゾーンの間で重要なソフトウェアのバージョンを同期するには、次のコマンドが必要な場合があります。
$ pfexec zoneadm -z zonename attach -u