Oracle ZFS Storage Appliance の概要
Oracle ZFS Storage Appliance の構成
Oracle ZFS Storage Appliance の管理
「シェア」>「シェア」>「プロトコル」BUI ページについて
BUI を使用したプロジェクトレベルのスナップショットの作成
BUI を使用したシェア/LUN レベルのスナップショットの作成
プロジェクトのレプリケーションアクションとパッケージについて
BUI を使用したレプリケーションターゲットの作成および編集
CLI を使用したレプリケーションターゲットの作成および編集
BUI を使用したレプリケーションアクションの作成および編集
CLI を使用したレプリケーションアクションの作成および編集
障害回復のための BUI を使用したレプリケーションの逆向き処理
BUI を使用した本番システムからのレプリケーション再開のためのレプリケーションの逆向き処理
BUI を使用したレプリケーションでの静的ルートの強制的な使用
CLI を使用した受信レプリケーションプロジェクトのクローニング
Oracle ZFS Storage Appliance では、物理ストレージの管理に関するファイルシステムと LUN の動作が、ほかの多くのシステムと異なっています。シェアの操作で説明しているように、このアプライアンスでは、共通の領域をすべてのファイルシステムと LUN でシェアする、プールされたストレージモデルを利用します。ファイルシステムには明示的なサイズが割り当てられることはなく、ファイルシステムで必要とされる大きさの領域が使用されるだけです。LUN では、シンプロビジョニングされないかぎり、デバイスの内容全体を書き込むのに十分な物理領域が予約されます。シンプロビジョニングされる場合、LUN はファイルシステムのように機能し、データによって物理的に消費される領域の量のみを使用します。
ユーザーが適切な操作を行なっていることがほぼ明らかな場合、このシステムでは環境内での管理の柔軟性と簡易性が最大限に向上します。ユーザーのデータ使用量がモニターまたは制限される厳格な環境では、より注意深い管理が必要です。このセクションでは、管理者が領域使用状況を制御および管理するために使用できる一部のツールについて説明します。
シェアの領域管理を操作するには、次のセクションを参照してください。