Oracle ZFS Storage Appliance の概要
Oracle ZFS Storage Appliance の構成
Oracle ZFS Storage Appliance の管理
「シェア」>「シェア」>「プロトコル」BUI ページについて
BUI を使用したプロジェクトレベルのスナップショットの作成
BUI を使用したシェア/LUN レベルのスナップショットの作成
プロジェクトのレプリケーションアクションとパッケージについて
BUI を使用したレプリケーションターゲットの作成および編集
CLI を使用したレプリケーションターゲットの作成および編集
BUI を使用したレプリケーションアクションの作成および編集
CLI を使用したレプリケーションアクションの作成および編集
障害回復のための BUI を使用したレプリケーションの逆向き処理
BUI を使用した本番システムからのレプリケーション再開のためのレプリケーションの逆向き処理
BUI を使用したレプリケーションでの静的ルートの強制的な使用
CLI を使用した受信レプリケーションプロジェクトのクローニング
次の表に、シェアのプロトコル - NFS のプロパティーを示します。
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全体的なシェアモードに対する例外は、クライアントごと、またはクライアントの集まりごとに定義できます。クライアントがアクセスを試みると、リスト内でそのクライアントに最初に一致した例外に従ってアクセスが許可されます。あるいは、そのような例外がない場合は、上記で定義されたグローバルなシェアモードに従ってアクセスが許可されます。このようなクライアントの集まりは、次の 3 つのタイプのいずれかを使用すると定義できます。
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次に、指定したクライアントまたはクライアントの集まりに対して、それぞれ 2 つのパラメータを指定します。1 つは、シェアに対する読み取り専用アクセスまたは読み取り/書き込みアクセスをクライアントに許可するかどうか、もう 1 つは、クライアントの root ユーザーを root ユーザー (選択されている場合) として扱うか不明なユーザーとして扱うかです。
ネットグループを使用する場合、ネットグループはまずNIS(有効になっている場合)、次にLDAP(有効になっている場合) から解決されます。LDAP を使用する場合は、ネットグループがデフォルトの場所 ou=Netgroup,(ベース DN) にあることと、標準スキーマを使用していることが必要です。通常、ネットグループエントリのユーザー名コンポーネントは NFS に影響を与えず、ホスト名だけが意味を持ちます。ネットグループに含まれるホスト名は正規名であること、また、DNS で解決される場合は完全修飾名であることが必要です。つまり、NFS サブシステムは、要求しているクライアントの IP アドレスを解決すると、指定された FQDN または指定されたネットグループのいずれかのメンバーに一致する正規ホスト名になることを検証しようとします。ドメインのコンポーネントも含めて正確に一致する必要があります。それ以外の場合、その例外には一致せず、次の例外が調べられます。ホスト名の解決の詳細は、DNS を参照してください。ネットグループの管理は複雑になることがあります。可能な場合は、代わりに IP サブネット規則または DNS ドメイン規則を使用することを検討してください。
2013.1.0 ソフトウェアリリースでは、Unix クライアントユーザーはパフォーマンスを低下させることなく、最大 1024 グループに所属することが可能です。それ以前のリリースでは、Unix クライアントユーザーにつき最大 16 グループをサポートしていました。