Oracle ZFS Storage Appliance の概要
Oracle ZFS Storage Appliance の構成
Oracle ZFS Storage Appliance の管理
「シェア」>「シェア」>「プロトコル」BUI ページについて
BUI を使用したプロジェクトレベルのスナップショットの作成
BUI を使用したシェア/LUN レベルのスナップショットの作成
プロジェクトのレプリケーションアクションとパッケージについて
BUI を使用したレプリケーションターゲットの作成および編集
CLI を使用したレプリケーションターゲットの作成および編集
BUI を使用したレプリケーションアクションの作成および編集
CLI を使用したレプリケーションアクションの作成および編集
障害回復のための BUI を使用したレプリケーションの逆向き処理
BUI を使用した本番システムからのレプリケーション再開のためのレプリケーションの逆向き処理
BUI を使用したレプリケーションでの静的ルートの強制的な使用
CLI を使用した受信レプリケーションプロジェクトのクローニング
スナップショットとは、特定の時点におけるファイルシステムの読み取り専用コピーです。スナップショットおよびその動作の詳細は、スナップショットの操作を参照してください。プロジェクトのスナップショットは、プロジェクト内のすべてのファイルシステムと LUN のスナップショットから成り、これらの名前はすべて同じです。シェアはスナップショットを個別に削除でき、プロジェクトのスナップショットと同じ名前のスナップショットを作成することもできます。その場合、そのスナップショットは同じ名前のプロジェクトのスナップショットの一部とみなされるため、結果として動作が不定になることがあります。
次にプロジェクトのスナップショットのプロパティーを示します。
「定期スナップショットラベル」 - ファイルシステムのスナップショットはファイルシステムのルートの .zfs/snapshot にあり、データプロトコルを介してアクセスできます。このディレクトリにはファイルシステム上のすべてのスナップショットのリストが含まれ、これらのスナップショットには、通常のファイルシステムデータと同じように (読み取り専用モードで) アクセスできます。デフォルトでは、ディレクトリの内容を一覧表示するときに「.zfs」ディレクトリは非表示になっていますが、明示的に検索すればアクセスできます。これにより、バックアップソフトウェアが新規データだけでなく誤ってスナップショットもバックアップすることを防いでいます。
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「定期スナップショットラベル」 - このオプションプロパティーは、ユーザー定義のラベルを各定期スナップショットに追加し、デフォルトは空白になっています。ラベルは、個別のシェアに対して設定するか、プロジェクトに対して設定してそのシェアによって継承するか、のいずれか一方だけで設定できます。スナップショットラベルは、スナップショットが取られたプロジェクトやシェアを識別するのに役立ちます。たとえば、「project1:share1」では、project1 内の share1 で取られた定期スナップショットを示すことができます。ラベルには 35 文字までの英数字を使用でき、特殊文字「_ - . :」を含めることができます。
プロジェクトレベルのスナップショットは、シェアレベルのスナップショットと同じ方法で管理されます。スナップショットの詳細は、シェア:スナップショットを参照してください。
プロジェクトのスナップショットでは、ロールバック操作やクローン操作はサポートされていません。スナップショットの詳細は、シェア:スナップショットを参照してください。
プロジェクトのスナップショットにアクセスするには、プロジェクトに移動し、snapshots コマンドを実行します。
clownfish:> shares select default clownfish:shares default> snapshots clownfish:shares default snapshots>
ここからは、スナップショットはシェアレベルのスナップショットと同じ方法で管理されます。スナップショットの詳細は、シェア:スナップショットを参照してください。
プロジェクトのスナップショットでは、ロールバック操作やクローン操作はサポートされていません。スナップショットの詳細は、シェア:スナップショットを参照してください。