Oracle ZFS Storage Appliance の概要
Oracle ZFS Storage Appliance の構成
Oracle ZFS Storage Appliance の管理
「シェア」>「シェア」>「プロトコル」BUI ページについて
BUI を使用したプロジェクトレベルのスナップショットの作成
BUI を使用したシェア/LUN レベルのスナップショットの作成
プロジェクトのレプリケーションアクションとパッケージについて
BUI を使用したレプリケーションターゲットの作成および編集
CLI を使用したレプリケーションターゲットの作成および編集
BUI を使用したレプリケーションアクションの作成および編集
CLI を使用したレプリケーションアクションの作成および編集
障害回復のための BUI を使用したレプリケーションの逆向き処理
BUI を使用した本番システムからのレプリケーション再開のためのレプリケーションの逆向き処理
BUI を使用したレプリケーションでの静的ルートの強制的な使用
CLI を使用した受信レプリケーションプロジェクトのクローニング
BUI のこのセクションでは、特定のプロトコルに依存しない、またアクセス制御やスナップショットに関連しない、プロジェクト全体の設定を制御します。CLI ではすべてのプロパティーが 1 つのリストにまとめられていますが、このセクションでは、両方のコンテキストでのプロパティーの動作について説明します。
これらのプロパティーと CLI がどのように対応しているかについては、プロジェクトの CLIを参照してください。
「領域の使用」 - ストレージプール内の領域は、すべてのシェアの間でシェアされます。ファイルシステムは必要に応じて動的に拡大または縮小できますが、シェア単位で領域制限を強制することもできます。プール化されたストレージの詳細は、シェアの操作を参照してください。
「割り当て制限」 - プロジェクト内のすべてのファイルシステムおよび LUN によって消費される領域の合計量に上限を設定します。詳細は、「シェア」>「シェア」>「一般」BUI ページの操作を参照してください。ファイルシステムとは異なり、プロジェクトの制限はスナップショットを除外することはできず、すべてのシェアとそのスナップショットにわたって強制されます。
オプションとして、プロジェクト内のすべてのファイルシステムに対して、defaultuserquota プロパティーを使ってデフォルトのユーザー割り当て制限を設定したり、defaultgroupquota プロパティーを使ってデフォルトのグループ割り当て制限を設定したりします。これらのプロパティーは、多数のユーザー (グループに属するものも含む) に対してデフォルトの割り当て制限を配備するのに役立ちます。これらのデフォルトは、ファイルシステムレベルで個々のファイルシステムに対してあとで変更できます。
「予約」 - プロジェクト内のすべてのファイルシステムおよび LUN によって使用できる領域の最小量を保証します。詳細は、「シェア」>「シェア」>「一般」BUI ページの操作を参照してください。ファイルシステムとは異なり、プロジェクトの予約はスナップショットを除外することはできず、すべてのシェアとそのスナップショットにわたってのみ強制できます。
「継承されるプロパティー」 - これらは、プロジェクト内のシェアによって継承できる標準プロパティーです。これらのプロパティーの動作は、シェアレベルでの動作と同じで、シェアのセクションで詳細に説明されています。
「カスタムプロパティー」 - 必要に応じてカスタムプロパティーを追加して、ユーザー定義のタグをプロジェクトとシェアに添付できます。詳細は、スキーマの操作を参照してください。
「ファイルシステム作成のデフォルト値」 - これらの設定は、ファイルシステムの作成時にデフォルト値を入力するために使用されます。これらを変更しても、既存のファイルシステムに影響はありません。詳細は、該当するシェアのセクションを参照してください。
「LUN 作成のデフォルト値」 - これらの設定は、LUN の作成時にデフォルト値を入力するために使用されます。これらを変更しても、既存の LUN に影響はありません。詳細は、該当するシェアのセクションを参照してください。