Oracle ZFS Storage Appliance の概要
Oracle ZFS Storage Appliance の構成
Oracle ZFS Storage Appliance の管理
「シェア」>「シェア」>「プロトコル」BUI ページについて
BUI を使用したプロジェクトレベルのスナップショットの作成
BUI を使用したシェア/LUN レベルのスナップショットの作成
プロジェクトのレプリケーションアクションとパッケージについて
BUI を使用したレプリケーションターゲットの作成および編集
CLI を使用したレプリケーションターゲットの作成および編集
BUI を使用したレプリケーションアクションの作成および編集
CLI を使用したレプリケーションアクションの作成および編集
障害回復のための BUI を使用したレプリケーションの逆向き処理
BUI を使用した本番システムからのレプリケーション再開のためのレプリケーションの逆向き処理
BUI を使用したレプリケーションでの静的ルートの強制的な使用
CLI を使用した受信レプリケーションプロジェクトのクローニング
図 5-1 同じようなシェアは 1 つのプロジェクトにまとめることができます。
アプライアンスは ZFS ファイルシステムに基づいています。ZFS はベースとなるストレージデバイスをプールにグループ化し、ファイルシステムと LUN は必要に応じてこのストレージから割り当てを実行します。ファイルシステムまたは LUN を作成する前に、まずアプライアンスでストレージを構成する必要があります。ストレージプールが構成されると、静的にファイルシステムのサイズ変更を行う必要はありませんが、シェアの領域管理を使ってサイズを変更できます。
複数のストレージプールがサポートされていますが、ストレージ構成で説明されているように、この種の構成には重大な欠点があるため、通常はお勧めできません。複数のプールは、データベースのミラー化されたプールやストリーミングワークロードの RAID-Z プールなど、2 つの異なるプロファイルのパフォーマンスや信頼性の特性が大幅に異なる場合にのみ使用するようにしてください。
1 つのホストで複数のプールがアクティブになっている場合、BUI ではメニューバーにドロップダウンリストが表示され、それを使ってプールを切り替えることができます。CLI では、現在のプールの名前が括弧に囲まれて表示され、この名前は「pool」プロパティーを設定することで変更できます。プールが 1 つしか構成されていない場合、これらのコントロールは表示されません。複数のプールを選択した場合、UI で選ばれるデフォルトプールは任意なので、シェアを操作する前に、スクリプト化された処理によってプール名が明示的に設定されるようにしてください。