マニュアルページセク ション 1M: システム管理コマンド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

atohexlabel(1M)

名前

atohexlabel - 人間が読めるラベルの内部テキスト形式への変換

形式

/usr/sbin/atohexlabel [human-readable-sensitivity-label]
/usr/sbin/atohexlabel -c [human-readable-clearance]

説明

atohexlabel は、人間が読むことのできるラベルを、公開オブジェクトに安全に格納可能な内部テキスト表現に変換します。オプションが指定されない場合、ラベルは機密ラベルと見なされます。

内部変換をあとで構文解析することで、同じ値に戻すことができます。多くの場合、内部形式は 16 進数で記述されます。変換されたラベルは、標準出力ファイルに書き込まれます。人間が読めるラベルを指定しない場合、標準入力ファイルからラベルが読み取られます。このコマンドは、内部データベース内に格納されているラベルを緊急に修復する場合に使用できます。

オプション

–c

人間の読めるラベルを認可上限として識別します。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

成功の場合。

1

エラーが発生しました。診断は標準エラーファイルに書き込まれます。

ファイル

/etc/security/tsol/label_encodings

ラベルエンコーディングファイルには、このシステムの定義済みラベルに対する格付け名、語句、制約、および値が含まれます。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/trusted
インタフェースの安定性
下記を参照。

コマンド出力は、同一の label_encodings ファイルを使用する場合は「確実」です。コマンド呼び出しは、DIA MAC ポリシーを実装するシステムでは「確実」です。

関連項目

hextoalabel(1M), label_to_str(3TSOL), str_to_label(3TSOL), label_encodings(4), attributes(5)

Trusted Extensions 構成と管理

このマニュアルページに記載されている機能を利用できるのは、システムが Trusted Extensions を使用して構成されている場合のみです。

このファイルは、米国国防情報局 (DIA) の必須アクセス制御 (MAC) ポリシーの一部です。このファイルは、Solaris Trusted Extensions ソフトウェアの将来のリリース向けに作成されるその他の MAC ポリシーには適用されない可能性があります。