zdump [--version] [-v] [-c [loyear,]hiyear] [zonename]...
zdump コマンドは、コマンド行に示された各タイムゾーン (zonename) の現在の時間を出力します。/usr/share/lib/zoneinfo を基準としたタイムゾーンデータベースファイルの名前として zonename を指定します。
zdump に無効なタイムゾーン (zonename) を指定すると、エラーが返されるのではなく、zdump は UTC を使用します。これはライブラリコールの動作と一致しています。zdump は libc 内のタイムルーチンの同じ動作を反映します。ctime(3C) および mktime(3C) を参照してください。
サポートしているオプションは、次のとおりです。
バージョン情報を出力して終了します。
zonename のタイムゾーンデータベースファイルの全内容を表示します。可能なかぎりもっとも古い時間値、可能なかぎりもっとも古い時間値の 1 日後の時間、現地時間を計算するためのルールが変わるそれぞれの時間の 1 秒前とちょうどその時間の両方、可能なかぎりもっとも先の時間値、および可能なかぎりもっとも先の時間値の 1 日前の時間を出力します。時間値 (time_t) に関する情報は、mktime(3C) および ctime(3C) を参照してください。指定された時間がサマータイムの場合、出力の各行は isdst=1 で終わります。それ以外の場合は、isdst=0 で終わります。
指定された年の始めに近い冗長な出力を削除します。デフォルトでは、プログラムは年の初めに近い -500 から 2500 までの冗長な出力を削除します。
次の終了ステータスが返されます。
正常終了。
エラーが発生した。
標準のゾーン情報ディレクトリ
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。
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