マニュアルページセク ション 1M: システム管理コマンド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

sndrd(1M)

名前

sndrd - リモートミラーデーモン

形式

/usr/lib/sndrd [-c max_connections] [-l listen_backlog]

説明

sndrd デーモンは、クライアントのリモートミラー要求を処理します。このデーモンを実行できるのは、root ユーザーまたは同等の特権を持つユーザーだけです。このデーモンは、実行レベル 2 で自動的に起動されます。sndrd は TCP トランスポートレイヤーを再起動します。

sndrd の起動パラメータを変更する管理者は、root または同等のユーザーとして、/lib/svc/method/svc-rdcsyncd ファイルを編集するのではなく /etc/default/sndr ファイルを変更するようにしてください。sndr(4) を参照してください。

オプション

sndrd デーモンは、次のオプションをサポートします。

–c max_connections

接続型トランスポートを介してサーバーに許可される接続の最大数を設定します。デフォルトでは、この接続数は 16 です。

–l listen_backlog

接続型トランスポートを介した RDC TCP の接続キューの長さを設定します。デフォルト値は 10 エントリです。

終了ステータス

0

デーモンが正常に起動されました。

>0

デーモンの起動に失敗しました。

エラー情報は、レベル LOG_ERRsyslog に報告されます。

ファイル

/lib/svc/method/svc-rdcsyncd

sndrd を起動するためのシェルスクリプト。

/lib/svc/method/svc-rdc

sndrd を停止するためのシェルスクリプト。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
storage/avs/avs-remote-mirror
インタフェースの安定性
確実

関連項目

svcadm(1M), syslogd(1M), ds.log(4), attributes(5)

sndrd デーモンは手動で停止しないでください。sndrd を手動で停止する必要がある場合は、次の手順を実行します。これにより、sndrd デーモンと sndrsyncd デーモンの両方が停止されます。

# svcadm disable svc:/system/nws_rdc
# svcadm disable svc:/system/nws_rdcsyncd

sndrd デーモンは手動で起動および再起動しないでください。sndrd を手動で起動する必要がある場合は、次の手順を実行します。これにより、sndrd デーモンと sndrsyncd デーモンの両方が起動されます。

# svcadm enable svc:/system/nws_rdc
# svcadm enable svc:/system/nws_rdcsyncd

詳細については、svcadm(1M) を参照してください。