マニュアルページセク ション 1M: システム管理コマンド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

zoneadmd(1M)

名前

zoneadmd - ゾーン管理デーモン

形式

/usr/lib/zones/zoneadmd 

説明

zoneadmd は、システムが特定のゾーンを管理する必要があるときに起動されるシステムデーモンです。zoneadmd デーモンの各インスタンスが特定のゾーンを管理するため、複数の zoneadmd デーモンが実行されることがあります。

このデーモンは、ゾーン管理ソフトウェアにより自動的に起動されるので、直接起動しないようにしてください。デーモンは使用されなくなると自動的にシャットダウンします。これは、プログラミングインタフェースのコンポーネントではありませんが、非公開インタフェースに分類されます。

共有 IP ゾーンの代わりに zoneadmd によって構成されたアドレスには、文字列 zoneadmd が接頭辞として付けられた、自動的に生成された ipadm(1M) アドレスオブジェクト名が割り当てられます。たとえば、次の出力では、net0 インタフェースで構成されたアドレス 10.2.2.1/24 は、自動的に生成されたアドレスオブジェクト名である net0/zoneadmd.v4 を使用して zoneadmd によって構成されました。

# ipadm show-addr
ADDROBJ           TYPE     STATE        ADDR
lo0/v4            static   ok           127.0.0.1/8
net0/v4           static   ok           10.1.2.3/24
net0/zoneadmd.v4  static   ok           10.2.2.1/24
lo0/v6            static   ok           ::1/128

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/zones
インタフェースの安定性
非公開

関連項目

svcs(1), zlogin(1), ipadm(1M), svcadm(1M), zoneadm(1M), attributes(5), smf(5), zones(5)

zones(5) サービスは、サービス管理機能 smf(5) によって、次のサービス識別子として管理されます。


svc:/system/zones:default

有効化、無効化、または再起動要求など、このサービスに関する管理操作は、svcadm(1M) を使用して実行できます。サービスステータスを照会するには、svcs(1) コマンドを使用します。