マニュアルページセク ション 1M: システム管理コマンド

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 7 月
 
 

configCCR(1M)

名前

configCCR - Oracle Configuration Manager の構成

形式

/usr/lib/ocm/ccr/bin/configCCR
configCCR [ -a ] [ -c ] [ -d | [ -C OracleSUpportHubURL] [-s]
     [CSI-number [[MyOracleSupportID] [country]]
configCCR [ -r ] [ -C OracleSUpportHubURL] [-s]
configCCR [-R response_file]
configCCR -D [ -v ] [ -T target_type [ -N target_name[
     -P property_name ]]]

説明

configCCR コマンドは、Oracle Configuration Manager (OCM) の構成情報を変更するために使用されます。このコマンドを使用すると、Oracle Configuration Manager がインストールされたあとで登録資格証明を変更できます。また、このコマンドを使用して、接続モードと切断モードを切り替えたり、診断チェックプロパティーを構成したりすることもできます。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

–a

ORACLE_CONFIG_HOME によって定義されたディレクトリ内のインスタンスデータを使って実行します。

–c

そのインストールが中央コレクタとして指定されることを示します。

–C URL

Oracle への接続に使用される Oracle Support Hub を定義します。

–d

切断モードで実行します。このモードでは、データが自動的に収集されません。

–D [–v] [–T target_type [–N target_name [–P property_name]]]

不足している診断チェックプロパティーを構成します。

–v

すべてのターゲットプロパティーが正しく構成されていること、および不足しているプロパティーがないことを確認します。

–T target_type

構成または確認されるターゲットタイプを指定します。

–N target_name

構成または確認されるターゲット名を指定します。–T とともに使用する必要があります。

–P property_name

構成または確認されるターゲットのプロパティー名を指定します。–N および –T とともに使用する必要があります。

–R file

file という名前の応答ファイルの内容を使って再構成します。

–r

ORACLE_CONFIG_HOME によって定義されたディレクトリ内のインスタンスデータを削除します。設定されていない場合は、.../ccr/hosts/hostname (ここでの hostname は現在のホスト名) が、関連付けられた crontab(1) エントリとともに削除されます。

–s

Oracle Configuration Manager のライセンス契約に同意することを示します。

オペランド

CSI-number

カスタマサポート ID

MyOracleSupportID

My Oracle Support ユーザー名

country

2 文字の国コード

ファイル

/var/ocm

OCM 関連のすべてのファイルおよびデータを格納するディレクトリ。

/var/ocm/ccr/config

構成ファイルが含まれています。

/var/ocm/ccr/log

ログファイルが含まれています。

/var/ocm/ccr/state

状態ファイルと収集データが含まれています。

/var/ocm/ccr/state/review/targetMap.xml

収集されたデータのサマリー。

/var/ocm/ccr/state/review

OCM によって収集されたデータ。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
SUNWocm

関連項目

crontab(1), emCCR(1M), emocmrsp(1M), attributes(5)

Oracle Configuration Manager インストレーションおよび管理ガイド