マニュアルページセク ション 1M: システム管理コマンド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

idmapd(1M)

名前

idmapd - ネイティブアイデンティティーマッピングサービスデーモン

形式

/usr/lib/idmapd

説明

idmapd デーモンは、Windows セキュリティー識別子 (SID) から POSIX 識別子 (UID/GID) へのマッピングおよびその逆を行います。

idmap(1M) ユーティリティーは、idmapd デーモンへのフロントエンドを提供します。

ファイル

/var/idmap/idmap.db

ローカルの名前ベース ID マッピング規則の格納先となるデータベース。このデータベースの内容は非公開です。このデータベースへのアクセスや変更を直接行わないようにしてください。

/var/run/idmap/idmap.db

一時 ID マッピングおよび名前ベースマッピングによって生成された ID マッピングのキャッシュ先となるデータベース。このデータベースの内容は非公開です。このデータベースへのアクセスや変更を直接行わないようにしてください。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os
インタフェースの安定性
下記を参照。

これらのコンポーネントのインタフェースの安定性は、次のとおりです。

svc:/system/idmap

確実

/var/idmap/idmap.db

プロジェクト非公開

/var/run/idmap/idmap.db

プロジェクト非公開

関連項目

svcs(1), idmap(1M), svcadm(1M), svccfg(1M), defaultdomain(4), attributes(5), smf(5)

idmapd サービスは、サービス管理機能 (SMF) によって管理されます。idmapd サービスのサービス識別子は、svc:/system/idmap です。

サービスの有効化、無効化、再起動などの管理操作をこのサービスで実行するには、svcadm コマンドを使用します。これらのアクションには solaris.smf.manage.idmap 承認が必要となります。サービスのステータスに対するクエリーを実行するには、svcs コマンドを使用します。

このデーモンの機能は、Solaris オペレーティングシステムの将来のリリースで変更される可能性があります。