/usr/lib/wnn/jserver [-f file] [-s file] [-h file] [-A file] [-N no] [-pno portNo] [-L hostname] [-S loglevel] [-v] [-localhost]
jserver は、日本語入力における仮名漢字変換を、複数のユーザーに提供します。jserver は、起動時に /usr/lib/wnn/ja_JP/jserverrc に設定された辞書を読み込みます。jserver は、全ユーザーの頻度、登録可能辞書を一括して管理します。それらの管理のためのディレクトリは jserverrc 中の jserver_dir というエントリで指定されいます。
jserver の起動は、root 権限で次のコマンドにより行います。
svcadm enable wnn8/server
以下のオプションによって、動作を指定します。
デフォルトの jserverrc の代わりに、file を初期化ファイルとして読み込みます。
jserver のログファイルを保存します。file に 「-」 を指定した時は、標準エラー出力に出力されます。
デフォルトの hinsi.data の代わりに、file を品詞データファイルとして読み込みます。
jserver のアクセス許可ファイルとして file を読み込みます。
デフォルトのポート番号 (22273) に no を加えた値を inet domain の socket で接続を行なう場合の tcp のポート番号として使用します。
デフォルトのポート番号の代わりに、portNO を inet domain の socket で接続を行なう場合の tcp のポート番号として使用します。
ライセンスサーバー名を指定します。hostname には、ライセンスサーバーが起動しているホスト名が入ります。当オプション省略時には、「dpkeyservlist での指定」、「localhost」の順でライセンスサーバーを検索します。
ログレベルを指定し、syslog ファイルにログを保存します。
バージョン情報を表示します。
localhost からの接続のみを受け付けます。
UNIX ドメインソケット
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。
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