マニュアルページセク ション 1M: システム管理コマンド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

syseventd(1M)

名前

syseventd - カーネルシステムイベント通知デーモン

形式

/usr/lib/sysevent/syseventd [-d debug_level] [-r rootdir]

説明

syseventd は、カーネルからのシステムイベントバッファーの配信を受け入れるユーザーレベルのデーモンです。イベントバッファーが syseventd に配信されると、次にそれは対象となるすべての終了イベントのサブスクライバにそのイベントを伝達しようとします。

イベントサブスクライバは syseventd ロード可能モジュール (SLM) の形を取ります。syseventd はそのサブスクライバのそれぞれにイベントバッファーを渡し、引き換えに配信の試みが成功か不成功かについての通知を要求します。

対象となるすべてのイベントサブスクライバへのイベントバッファーの配信に成功すると、syseventd はそのイベントバッファーをカーネルイベントキューから解放します。

オプション

次のオプションがサポートされています。

–d debug_level

デバッグモードを有効にします。メッセージが呼び出し元ユーザーの端末に出力されます。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

正常終了。

0 以外

エラーが発生した。

ファイル

/etc/sysevent/syseventd_daemon.lock

デーモンロックファイル

/etc/sysevent/sysevent_door

syseventd ドアファイルへのカーネル

/usr/lib/sysevent/modules

SLM ディレクトリリポジトリ

/usr/platform/`uname —i`/lib/sysevent/modules

SLM ディレクトリリポジトリ

/usr/platform/`uname —m`/lib/sysevent/modules

SLM ディレクトリリポジトリ

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os

関連項目

svcs(1), svcadm(1M), syseventconfd(1M), attributes(5), smf(5)

syseventd サービスは、サービス管理機能 smf(5) により、次のサービス識別子の下で管理されます。

svc:/system/sysevent:default

有効化、無効化、または再起動要求など、このサービスに関する管理操作は、svcadm(1M) を使用して実行できます。サービスステータスを照会するには、svcs(1) コマンドを使用します。