マニュアルページセク ション 1M: システム管理コマンド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

mkfile(1M)

名前

mkfile - ファイルの作成

形式

mkfile [-nv] size [t | g | k | b | m] filename...

説明

mkfile は、NFS マウント上のファイル、あるいはローカルファイルをスワップ領域として使用するのに適した 1 つまたは複数のファイルを作成します。root ユーザーとして mkfile() を実行すると、デフォルトでスティッキービットが設定され、ファイルはゼロでパディングされます。root 以外のユーザーは、mkfile() を実行するときに、chmod(1) を使用して、手動でスティッキービットを設定する必要があります。デフォルトでは size の単位はバイトですが、tgkb、または m のサフィックスを使用すると、テラバイト、ギガバイト、キロバイト、ブロック、またはメガバイト単位でも指定できます。サフィックスには大文字または小文字を使用できます。

オプション

–n

空の filename を作成します。サイズは出力されますが、ディスクブロックはデータが書き込まれるまで割り当てられません。このオプションで作成したファイルは、ローカルの UFS マウント上でスワップできません。

–v

冗長。作成したファイルの名前とサイズを報告します。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

成功。

>0

エラーが発生した。

使用法

2G バイト (231 バイト) 以上のファイルを検出した場合の mkfile の動作については、largefile(5) を参照してください。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os
インタフェースの安定性
確実

関連項目

chmod(1), swap(1M), attributes(5), largefile(5)