マニュアルページセク ション 1M: システム管理コマンド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

poweroff(1M)

名前

halt, poweroff - プロセッサの停止

形式

/usr/sbin/halt [-dlnqy]
/usr/sbin/poweroff [-dlnqy]

説明

halt および poweroff ユーティリティは、保留されている情報をディスクに書き出してから、プロセッサを停止させます。poweroff ユーティリティは、可能であれば、マシンの電源を自動的に切断します。

halt および poweroff ユーティリティーは通常、システムシャットダウンをシステムログデーモン syslogd(1M) に送信し、ログインアカウントファイル /var/adm/wtmpx にシャットダウン情報を記録します。これらの処理を抑制するには、–n または –q オプションを指定します。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

–d

リブートする前に、システムクラッシュダンプを行います。システムクラッシュダンプの構成については、dumpadm(1M) を参照してください。

–l

halt を実行したユーザーに関するメッセージを、システムログデーモン syslogd(1M) に送信しないようにします。

–n

停止前の sync(1M) を行いません。

–q

即時停止。通常のシャットダウンを実行しません。

ファイル

/var/adm/wtmp

ユーザーアクセスと管理情報の履歴

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os

関連項目

dumpadm(1M), init(1M), reboot(1M), shutdown(1M), sync(1M), syslogd(1M), inittab(4), attributes(5), smf(5)

halt および poweroff ユーティリティーは、smf(5) サービスを正常にシャットダウンしません。また、/etc/rcnum.d のスクリプトや inittab(4) のシャットダウン処理も実行しません。システムサービスを完全にシャットダウンするためには、shutdown(1M) または init(1M) を使用して Solaris システムをリブートします。