asa [-f] [file]...
asa ユーティリティーは、その入力ファイルを標準出力に書き込んで、テキストファイル内のキャリッジ制御文字をラインプリンタ制御シーケンスにマッピングします。
各行の最初の文字が入力から削除され、次の処理が実行されます。
次に示すように、削除される文字によって実行される処理が異なります。
残りの行が変更なしで出力されます。
これは、残りの入力行があとに続く NEWLINE 制御シーケンスで置き換えられます。
これは、残りの入力行があとに続く NEWPAGE 制御シーケンスで置き換えられます。
前の行の第 1 カラムに戻って印刷を行う制御シーケンスで置き換えられます。残りの入力行は、その行の第 1 カラムから印刷されます。
入力行の第 1 カラムに前述以外の文字がある場合、asa はその文字をスキップして、残りの行を変更せずに印刷します。
ファイル名を指定しないで asa を呼び出すと、標準入力が使用されます。
次のオプションがサポートされています。
各ファイルを新しいページから開始します。
次のオペランドを指定できます。
入力に使用されるテキストファイルのパス名。file オペランドを指定しないか、または「 − 」を指定すると、標準入力が使用されます。
asa の実行に影響を与える次の環境変数についての詳細は、environ(5) を参照してください。LANG、LC_ALL 、LC_CTYPE、LC_MESSAGES、および NLSPATH。
次の終了ステータスが返されます。
入力ファイルはすべて正常に出力されました。
エラーが発生した。
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。
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