mailp [options] filename...
newsp [options] filename...
digestp [options] filename...
filep [options] filename...
filofaxp [options] filename...
franklinp [options] filename...
timemanp [options] filename...
timesysp [options] filename...
mailp ユーティリティーは、mp(1) プログラムへのフロントエンドです。異なる名前を使用して、さまざまな mp オプションを提供します。
メールメッセージを印刷します。
USENET のニュース記事を印刷します。
USENET ダイジェストファイルを印刷します。
通常の ASCII ファイルを印刷します。
Filofax のパーソナル・オーガナイザ・フォーマットで印刷します。
Franklin のパーソナル・オーガナイザ・フォーマットで印刷します。
Time Manager のパーソナル・オーガナイザ・フォーマットで印刷します。
Time/System International のパーソナル・オー ガナイザ・フォーマットで印刷します。
mailp (およびそれに関連するプログラム) は、各 filename を順に読み取り、内容の清書バージョンを生成します。ファイル名引数が指定されていない場合、mailp は標準入力を読み取ります。
mailp は、次の 2 つの方法で動作します。–D オプションを指定した場合には、X 印刷サーバーのクライアントとして動作し、出力先プリンタの PDL を生成してスプールします。–d または –P オプションを指定した場合には、PostScript(tm) の出力を生成してスプールします。
サポートしているオプションは、次のとおりです。
指定したプリンタへ出力を送信します。それ以外の場合は、PRINTER 環境変数で指定されたプリンタへ出力を送信します。
出力先プリンタ用に PDL を生成して、そのプリンタ用にスプールします。
メールの上部のヘッダーに、メールの送信先ではなく、送信元が印刷されます。自分専用のプリンタを持っているユーザー向けのオプションです。
バナーは印刷されません。通常バナーシートに表示される情報が、mp バナーでの出力です。
横モードで出力します。紙 1 枚にテキストの 2 ページ分が印刷されます。
–d オプションを指定した場合と同じです。
subject を、印刷する新しいサブジェクトとして使用します。コマンド行で指定した通常の ASCII ファイルを印刷する場合は、サブジェクトはデフォルトでその ASCII ファイル名となります。
次のオペランドを指定できます。
読み取るファイルの名前。
–d、–D、–P オプションのいずれも指定されていない場合は、mailp は、PRINTER 環境変数を使用して mp(1) プログラムからの出力の送り先プリンタを決定します。この PRINTER 環境変数が見つからない場合、デフォルトで PostScript(tm) プリンタに送られます。
次の終了ステータスが返されます。
正常終了。
エラーが発生した。
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。
|
–P オプションは、mp(1) で使用された場合は出力先プリンタに直接 PDL をスプールしますが、mailp で使用される場合には、下位互換性を保つために PostScript(tm) を生成します。