krb5-config [--all | --cflags | --exec-prefix | --help | --libs library | --prefix | --vendor | --version]
krb5-config は、インストールされている Kerberos ライブラリに対してプログラムをコンパイルおよびリンクするために必要な特殊なフラグを識別して表示します。
サポートしているオプションは、次のとおりです。
バージョン、ベンダー、接頭辞、および exec-prefix を表示します。
Kerberos が構築されたときのコンパイラフラグを表示します。
Kerberos が構築されたときの exec-prefix を表示します。
使用方法に関するメッセージを表示します。
これはデフォルトです。
library とリンクするために必要なコンパイラオプションを表示します。
次の library 値がサポートされています。
Kerberos 5 アプリケーション
Kerberos が構築されたときの接頭辞を表示します。
インストールされている Kerberos 実装のベンダーを表示します。
インストールされている Kerberos 実装のバージョンを表示します。
次の例では、libkrb5(3LIB) を使用するために必要な C コンパイラフラグを表示します。
% krb5-config --cflags -I/usr/include/kerberosv5使用例 2 –-libs オプションの使用
次の例では、libkrb5(3LIB) に対してリンクするために必要な C コンパイラオプションを示します。
% krb5-config --libs -L/usr/lib -R/usr/lib -lkrb5
次の終了ステータスが返されます。
正常終了。
エラーが発生した。
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。
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