マニュアルページセク ション 1: ユーザーコマンド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

kpasswd(1)

名前

kpasswd - ユーザーの Kerberos パスワードの変更

形式

/usr/bin/kpasswd [principal]

説明

kpasswd コマンドは、Kerberos 主体のパスワードを変更するために使用されます。kpasswd は、現在の Kerberos パスワードの入力を求め、このパスワードは、ユーザーの Kerberos レルムの KDC から changepw チケットを取得するために使用されます。kpasswdchangepw チケットを正常に取得した場合、ユーザーは 2 回新しいパスワードを入力するよう求められ、それによりパスワードが変更されます。

主体が、新しいパスワードで必要な文字クラスの長さまたは数、あるいはその両方を指定するポリシーによって管理されている場合、新しいパスワードはそのポリシーに準拠している必要があります。(5 つの文字クラスは、小文字、大文字、数字、句読文字、およびその他のすべての文字です。)

オペランド

次のオペランドを指定できます。

principal

Kerberos 主体 principal のパスワードを変更します。それ以外の場合、主体は、kpasswd コマンドを呼び出しているユーザーの識別情報から決定されます。

ファイル

/tmp/ovsec_adm.xxxxxx

パスワード変更操作の間だけ有効な一時的な資格キャッシュ。(xxxxxx はランダム文字列です。)

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
service/security/kerberos-5
CSI
有効

関連項目

kerberos(5)

バグ

kpasswd が中断された場合、changepw チケットは破棄されない可能性があります。