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更新: 2014 年 7 月
 
 

atok12migd(1)

名前

atok12migd - ATOK8 から ATOK12 への辞書移行コマンド

形式

atok12migd  [-h part_of_speech] atok8_dic atok12_dic

説明

atok12migd は、ATOK8 の辞書の内容を ATOK12 の辞書にマージします。ユーザーによって登録された単語だけが、ATOK12 の辞書にマージされます。ATOK8 システム提供時に辞書に含まれていた単語はマージされません。マージ元の ATOK8 の辞書の中身は、マージ処理によって破壊されたり変更されたりしません。

オプション

–h part_of_speech

品詞指定。品詞を指定することにより、マージする単語を限定することができます。品詞は ATOK8 の品詞番号で指定してください。複数の品詞を指定する場合は + で区切ってください。all を指定した場合には、すべての品詞の単語がマージの対象となります。

例 :
1
2+3
3+4+8+9
all
ATOK8 の品詞番号
番号
名前
1
一般名詞
2
固有人名
3
固有地名
4
固有組織
5
固有一般
6
名詞サ変
7
名詞ザ変
8
名詞形動
9
独立語
10
単漢字
11
連体詞
12
接続詞
13
感動詞
14
接頭語
15
接尾辞
16
数詞
17
カ行五段
18
ガ行五段
19
サ行五段
20
タ行五段
21
ナ行五段
22
ハ行五段
23
バ行五段
24
マ行五段
25
ラ行五段
26
ワ行五段
27
一般動詞
28
カ変動詞
29
サ変動詞
30
ザ変動詞
31
形容詞
32
形容動詞
33
副詞
atok8_dic

ATOK8 の辞書。

atok12_dic

ATOK12 の辞書。

環境変数

LANG, LC_CTYPE

atok12migd は LC_CTYPE カテゴリがロケール ja またはそれと同等なロケールに指定されている場合に限り動作します。上記の環境変数の使用法については、environ(5) を参照して ください。

終了ステータス

次の終了値を返します。

0

正常終了

1

理解できないオプション

127

その他のエラー

ファイル

/usr/bin/atok12migd

ATOK8 から ATOK12 への辞書移行コマンド

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
atok
インタフェースの安定性
流動的

関連項目

environ(5)atokx2cvttool(1)

『ATOK for Solaris ユーザーズガイド』

SIGTERM シグナルをこのプロセスに送ると終了します。

atok12migd は、ファイル名や内容に EUC コードセット 3 の文字を含むファイルを扱うことができません。